
道場日記抄
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−2010年− Sep.2 <コンクール作文> Aug.19<ホテイアオイ> Jul.22 <暑中お見舞い> Jul.8 <七夕> Jun.17<バラ、ツバメ> May20<書き方指南> Apr.22<花ざかり> Mar.11<「答案百花」繚乱> Feb.18<「答案百花」斉放> Feb.11<春の声> Jan.28<哀歓> Jan.8 <松の外> Jan.1 <お年賀> −2009年− Dec.10 <実りーその2> Nov.26 <「俳句かるた」の特長> Nov.5 <実り> Sep.17 <初穂> Aug.13 <リニア見学センター> Jul.16 <プランター稲> Jul. 5 <10周年> |
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Sep.2 '10 < コンクール作文 >
近頃は夏休みの期間が短縮されて、2学期が8月25日から始まるところが増えた。学習指導要領の改訂に伴って、「ゆとり」教育がゆがんできたためであろうが、それはともかく、その影響でか、当ホームページのアクセス数には2つの山ができている。一つは20日前後の1週間で、もう一つは月末の5日ほどである。いずれも1日500の台をカウントしている。ちなみに、31日は650であった。例年の最終日の1000は2つの山に分散したかに見える。
休みの終わり近くになってアクセス数が増えるのは、言うまでもなく、宿題のせいである。読書感想文やコンクール作文の材料探しをしているのであろう。よい例文が見つかったであろうか。大いに参考にしてもらいたい。ただし、「丸写しはいけないよ」と、読書感想文のサイトでは断ってある。
間際になって宿題に取り組むのは、通学生の場合も例外ではない。31日になって付き合わされるのも例年どおりである。コンクールの課題はここ数年、「税の作文」であり、「人権作文」である。
題材は体験・見聞の中から、あるいは、新聞・テレビのニュースの中から探すようアドバイスする。以前は、その題材までもこちらに頼る生徒がいたものだが、今はいない。そんなことは教えてくれないことを知っているからである。
ちなみに、材料を自分で探させるのは、考えにアピール効果をもたせるためである。基本的には「こんなことがあった(前段)。それについてこう思う(後段)」という、飽くまで作文の練習のためであるが、事実を正確に書けば意見・感想も出やすい。それが自分の体験に基づくものであれば、納得のいく考えともなる。
書き終えた後は、だれも一様に爽やかな表情をしている。字数が条件に満たなくても、それで出すのだと言う。書き切れば、賞や評価はどうでもよくなるのだろう。それでいいのだ!という声が、どこかから聞こえそうだ。
毎年、変わり映えのない課題だが、それでも、生徒の考えにはユニークなものが現れる。2つほど記しておこう。
一つは人権作文の「いじめ」についてのもので、いじめにあった子が自殺するのは、人は死んでもすぐに生き返ると考えている子が、いじめるほうにも多いからではないか、それは、ゲームではスイッチを入れ直せば生き返っているからだというのがあった。「だから、自殺に追い込むようないじめを防ぐためには、社会全体でそのようなゲームをなくす取り組みをしなければならない」という。
もう一つは、税の使い道について、「天下り」や「渡り」にふれたものがあった。自分の家族はよく救急車の世話になる。将来、自分が税金を納めるようになったら、それが消防や警察、教育や福祉に使われるなら、喜んで納めるが、天下りや渡りをするような、ずるい人のためには絶対使ってほしくないというものであった。
内閣府行政刷新会議のことなどもよく調べていたが、主催が国税庁だから、こんな力作も果たしてどうなることやら、……。
Aug.19 '10 < ホテイアオイ >
今年の盆休みには尾瀬の「三条の滝」にでも行こうかと考えていた。関東近辺では、まだ見ぬ滝の、残る大物の一つである。福島側から入って……など考えていたが、2日をとるのが難しい。あれこれ案じている、ある朝、テレビのニュースで、「ホテイアオイ」の田んぼが映されていた。ジャガイモの花に似た薄紫の花の群落が見えた。
埼玉県の加須(かぞ)市にあるという。東北自動車道を利用すれば、2時間足らずで行けるだろう。気品のある花の美しさに惹かれて、今年はそこに行こうと決めた。
8月15日、この日しかやりくりがつかない。日曜日のこととて、早朝に出れば渋滞も避けられるだろうと思っていたが、前日になって、急ぎの添削依頼が飛び込んできた。大学AO入試の志願理由書の作成である。20日に提出だという。止むを得ない。
9時に始めれば、遅くとも11時には終わるだろうと考えていたが、なかなかの難物で、正午近くまでかかってしまった。昼食は車の中でとることにして出発する。クーラーは使わず自然の風で、と考えて窓を開けて走ったのだが、高速道路に入っても熱風が入ってくる。思えば、酷暑列島の中にあって、目的地は暑さでは日本で一、二を争う熊谷市の隣りなのだ。そうであれば、体感・実感の意味でもクーラーに切り替えるわけにはいかない。
午後3時、現地到着。もあっとした熱い空気に包まれる。さすがに人っ子一人いない。マニアは朝のうちに来てしまったのだろう。当のホテイアオイは暑さでぐったりしているのではないかと案じていたが、それは杞憂で、どの花も目をぱっちりと見開くように咲き誇っていた。名前の由来は葉っぱのふくらみが七福神の布袋さんの腹に似ているからなのだそうだ。その姿と群落はこちらへ。
盆休みには9日間を設けたが、日程のやりくりがうまくつかなった理由の一つは、甲子園大会があったことである。当道場に所縁のあるYくんが早稲田実業の左翼手として出場する。昨春のセンバツでは初打席で左中間二塁打を放った。今年はレギュラーであるから、期待が高まる。当然のごとく、早実の試合日程に合わせて予定を組むことになった。
Yくんは、1、2戦目はいい当たりが野手の正面をつくなど不運であったが、3戦目、3点リードされた4回表、右翼線にヒットを飛ばし、盗塁の後、2点目のホームを踏んだ。だが、試合には敗れ、早実は準々決勝を前に姿を消した。
当ホームページのアクセス数は、例年どおり、夏休みに入って1日あたり200〜300、お盆に入って500の台を記録している。下旬には600〜800、そして、31日には1000を超えるのだろう。
Jul.22 '10 < 暑中お見舞い >
「二つ咲き、今朝もう一つ 百合の花」
百合の苗を二本買ってきて、半間ほど離して植えておいたところ、ある朝それぞれに二つの花が開き、翌朝もう一つが開いた。何気なく買ってきた苗だったが、朝カーテンを開けたときは目を見張ったものだった。
すんなりと口をついて出てきた句だったので、気に入って、現物の写真を添えて葉書に仕立てた。
「さて、だれに出そうか」と案じていたところ、頃は暑中見舞いの季節である。そこで、暑中の挨拶を添えて、然るべき方面に差し出すことにした。
このサイトを訪れてくださる方々へのご挨拶ともしたい。添え方の順序が逆であるかもしれないが、成立事情に免じてご寛容願いたい。

道場は夏期講習に入って、朝から賑わいを呈している。このため、ホームページに割く時間が限られてくる。「答案百花」にはできるだけ多くの答案例を載せたいと考えているが、夏休み中はペースが停滞するだろう。それでも、就職関係の諸分野には7割以上の例文を掲載したし、大学入試の4分野の目次もできた。こちらへ。
お盆の頃には、高校入試の、残る2分野の目次なりと掲載する予定である。
Jul.8 '10 < 七夕 >
「高校に受かりますように」「第一志望に合格できますように」
「勉強ができますように。夏休みが楽しめますように」
「英語、数学、国語、理科、社会の全部で5が取れる頭になりますように」
「ようち園の先生になれますように。ピアニストになれますように」
「しょう来、医者になれますように」「テニスが上手になりますように」
「いいえん技をして、全国予選通過できますように。(体操)」
「毎日が幸せになりますように。人類みんな」
「家族が健康に生きられますように」
「家族と仲なおりできますように」
先週3日、土曜日の朝、彩ちゃん(小4)が笹竹を持って入ってきた。来る途中、知り合いの人が「持っていっていい」と言ったので、お母さんと車に押し込んで持ってきたのだと言う。
せっかくだから願い事を書いて吊るそうとしたのだが、あいにく色紙を切らしていた。その時は、樹里ちゃん(小5)と日菜さん(中2)がいた。何か色目のある物をと思って探していると、原稿用紙を切り始めた子がいる。和紙の包み紙があったので、「これはどうだろう」と渡すと、それも短冊に切り始めた。
こうして、その日の後半から、月曜、火曜にかけて、願い事が吊るされていった。七夕飾りなどは道場始まって以来のことなので、全く用意ができていなかったのだが、いくつも吊るしてみると、けっこう様になってきた。
中には、次のようなものもあった。
「デュエルマスターズのカードがほしい」
「あらしに会えますように」
九州地方から豪雨の便りが届き、東京地方も局地的豪雨に見舞われている頃であったから、一瞬、「嵐に会いたい」とはどういうことかと思ったが、何のことはない。人気の歌手グループのことであった。
雨続きのため、ずっと部屋の中に置いてあったが、7日には願いが天に届くよう2階のベランダに出した。
Jun.17 '10 < バラの観賞、ツバメの誕生、作文の心 >
日記のはずが週記となり、とうとう月記となってしまったが、三日坊主のように付けるのを諦めたわけではなく、また、怠っていたわけでもない。このところは、「答案百花」にかかりきりになっていたためである。就職試験関係の8分野各12編のうち、週に5〜6編をアップロードした。各分野とも半数以上を超え始め、、何とか格好がついてきた。こちらへ。
その間に、書き記しておきたい話がいくつか溜まってしまった。
以下、「花の観賞のしかた」、「ツバメの誕生」、「作文の心」。
〔 花の観賞のしかた 〕
ゴールデンウィークを過ぎたころのこと。都立神代植物公園のバラ園へ行った。天気晴朗、花も満開にさしかかっていた。例によって、青空をバックに、赤、黄、ピンクの花を撮っていった。青空が主役であるから、勢い、カメラを低く構えなければならない。ところが、こうして見上げていると、陽に照らされたバラが際立ってきれいに見える。突っ立って眼前に見るのとは違う。
お尻を地面に着けて、さらには片肘を突いて寝そべる格好にもなる。よほど奇妙な格好に見えたのだろうか。「空を撮っているのよ」という若い女性の声が聞こえた。目が合ったので、「きれいですよ、こうして見ると」と言うと、しゃがんで見ている。「あら、ほんとだ」と、連れの女性に声をかけると、2人の姿勢は次第に横向きに横向きにとなっていった。
2人は場所を変えては横向きに寝て、花を見上げている。すると、驚いたことに、寝そべって見上げる姿があちこちで見られ始めた。いわば、LIE IN(ダイインならぬライイン)する人、賛同者が増えたのだ。
その日の写真の一つは「答案百花:入社試験の論作文」に載せてあるが、追って、高校入試・大学入試のページに順次掲載の予定である。
〔 ツバメの誕生 〕
こんなものを見たのは何十年ぶりだろうか。この辺りでも、住んで20年余りになるが、目にしたのは初めてである。
近所の国分寺郵便局の軒先にツバメが巣を掛けたのだ。気が付いたときには雛が生まれていた。
連写で撮ったせいか、手振れを起こして少々ぼやけているのは残念だが、敢えて掲載するのには訳がある。
この写真には物語があるのだ。雛は3羽いたと思われる。仮に一郎、二郎、花子としよう。
お母さんがえさをくわえて帰ってきた。子どもたちはいっせいに口を開けて待っている。手前の一郎は、当然自分にくれるものと、一段と大きく口を開けた。だが、えさは二郎か花子のほうにいってしまった。一郎の口はまだ大きく開いたままである。
〔 作文の心 〕
上の2つの話が長くなってしまったので、この話は他日を期すことにする。簡単にいえば、小4の良ちゃんが学校で「楽しかった中味を具体的に書いてある」とほめられた話である。
May 20 '10 < 書き方指南 >
「答案百花」の目次づくりも、残るは高校入試の小論文と大学入試の4系統(文系、理系、芸術系、編入系)となり、大よその整理がついた。夏休みまでには一覧を掲載して、受験生諸君の参考に供したい。
並行して、入社試験や公務員試験の答案例の掲載に拍車をかけている。週1編の掲載予定であったが、8分野ー各12編もあるため、2年がかりとなってしまうのに加え、各分野1〜2編では寂しさの感は免れない。せめて1分野5〜6編くらいはと考えて鞭打つことにした。先週は3日に2編、計4編を掲載できた。
このような作業には試行錯誤が付きまとう。いったん決めた目次であるが、答案例の掲載に当たって改めてそれらを眺めていると、順序を入れ替えたくなる。各分野とも出題傾向を考慮して12編を選んでいるわけだが、受験生の立場に立つと、この順序でこの範囲をカバーして、という気になるのだ。どんな課題にも対処できるようにと欲も出てくる。一つの、いわば小宇宙を構築すべく、今後も順序とともに、答案例の入れ替えも続くであろう。
さらに、答案には講評のほか、個々に出題傾向や書き方のアドバイスを付記しているのだが、それらを併せ読んでいると、感心するほどに、歳月を経ても時宜・事宜を得ている。捨てがたいので、収載することにした。豆知識に類することは既に「高校入試の作文」や「公務員試験の作文」に付録として掲載してある。「入社試験の論作文」や「公務員試験の小論文」では一般的なアドバイスを収載することにした。
そのアドバイスを、連載を終えた後にまとめれば、一書ができるかもしれない。すなわち、「書き方指南」の書である。道場の主宰には既に『論作文の奥義』、『作文試験・必勝のパターン』の著書があるが、これとは少しニュアンスの違ったものとなろう。
一書になるまでは当ホームページでエッセンスを公開するわけであるが、時代を考えれば、そのままWeb上の著書としてもよいのかもしれない。
なお、「今月の手紙」(通学生の家庭宛てのお知らせ)に「書き方」関連の記事を載せておいたので、参考までに添付しておこう。
小・中学生の作文、高校生の論文(1) 一人一人の様子についてはその都度お話ししておりますが、全体の様子を簡単に記しておきます。 小学生の作文の始めは日常生活の記録です。「いつ、どこで、何があったか、それがどうであったか」、それを具体的に書くようにします。具体性が読み手にイメージを起こさせる、つまり、説得力をもつからです。書き慣れるにつれて、不思議に思った現象や旅先の歴史などを「調べる」ようにします。これによって認識が深まり、あるいは、視野が広がると考えられます。 いずれの場合も、分かりやすい説得力のある文章を心がけ、頭を使うことを通じて頭脳の明晰さを目差しています。 高校生の論文については、次回にお話しします。 |
Apr.22 '10 < 花ざかり >
「答案百花」の目次を整理し、「作文ワールド」の扉を付けたことによって、当ホームページの作文は百花斉放、百花繚乱の様相を呈してきた。
これに呼応するかのように、道場の庭の花も賑やかに咲き始めた。せめてもの彩りにと花苗を買ってきて、教室への通路の両側に三々五々植えておいたのが、スイセン、パンジー、デージーに、「ダリアにアネモネ、チューリップ」と、歌の文句のように咲きそろってきたのだ。アネモネやデージーは、買ってきたときは2〜3輪だったのが、5輪、10輪にも増えている。愉快でさえある。
念願のシャクナゲも花開いた。三寒四温ならぬ「一寒一温」のような、桜に雪が降りかかる気候には懸念されたが、時が来れば花は咲くものだと実感させられた。わが意思とは無関係に、それでもわが庭に、しかも、きれいに咲いたので、これは教室の入り口に飾ることにした。来年は庭に根を下ろして咲くことになろう。
時が来れば花は開くとはいえ、散るのも早い、殊に桜は。
「日本三大桜」を訪ねようとして、去年は福島の「滝桜」に満開の頃に行き合わせたが、山梨の「神代桜」にはタイミングを逸した。そこで、今年は満を持してと思いながら、インターネットで調べたときは今が満開ということであった。こうなると、猶予はならない。曇天で、雨もよいであったが、おっ取りカメラで馳せ参じた。
花びらは空の色に紛れていたが、樹齢2,000年の幹には対面できた。こちらへ。
Mar.11 '10 < 「答案百花」繚乱 >
「答案百花」の「入社試験の論作文」と「昇進試験のレポート・論作文」、それぞれの目次もできた。
残るは「大学推薦入試の小論文」と「高校推薦入試の小論文」である。
大学、高校とも答案の数が多いが、おおよその整理はついた。大学入試のほうは文系と理系に分ける必要がありそうだ。夏には目次を掲載して、例文も並行させよう。高校入試のほうは既に「作文」を例文とともに掲載してある。「小論文」も秋の半ばには準備しておかなくてはならない。
先週木曜日(3月4日)には「作文ワールド」をひとまとめにして「総合案内」を設けた。このほうは小中学生の作品集であるが、「答案百花」の一環でもある。しばらく作品の掲載を休んでいるが、興味深い作品が次々と生まれてきているので、このほうの紹介も並行しなければならない。
これらを考え合わせると、作品の掲載は1年余りの作業になるが、新しい作品も加えながら、百花が繚乱の体を呈するまで作業を続けるとしよう。
Feb.18 '10 < 「答案百花」斉放 >
「忙中の閑」ならぬ「忙後の閑」とでも言えばよいか、推薦入試の対策が終わると、日中は「潮を退くように」暇となる。例年なら、一般入試の対策に追われるところだが、今年はそれがない。公立中高一貫校の対策も先月末で終えた。
そこで、懸案の答案の山の整理にかかる。
作文、小論文を問わず、答案はすべてコピーをとっておく。後に続く者たちへの参考に供するためである。それが積もってくると、優れたものありユニークなものありで、百花の様相を呈する。それをそのまま埋もれさすには忍びない。もったいなくもある。
10年ほど前は、著書に「例文集」の章のほかに「答案百花」の章を設けて収載したところ、講評だったので、一時はメールマガジンに連載したこともあったが、結局はホームページに「答案百花」のサイトを設けて収録することにした。
ところが、「作文ワールド」に手間をとられているせいもあってか、名ばかりのサイトになっていた。
ようやく昨秋、「公務員試験の作文」の一環として「警察官・消防官の小論文・作文」のサイトを設けて作品の掲載を始めた。まだ連載中であるが、他の分野のものも並行させるべく、この閑の間に「福祉・看護・介護の小論文」と「福祉・看護・介護の作文」、「調理・事務・用務の作文」、および、「公務員試験の小論文」の整理がついた。各12編を順次掲載の予定である。
今のところは目次だけであるが、百花斉放の目途はついた。「答案百花」の総合案内はこちらへ。
掲載の予定とはいっても、これだけでも60編近くあるから、週に1編では1年余りかかる。このほかにも、就職関係では「入社試験の論作文」と「社内昇進試験のレポート」、入試関係では「大学推薦入試の小論文・作文」などが残っている。棚の引き出しがパンパンになっていることでもあるから、これの整理も並行させなければならない。整理と掲載の作業に拍車をかけるとしよう。
なお、本日夕刻、兵庫の桃歌さんから芦屋国際中等教育学校に合格したとの報が入った。これで、公立中高一貫校は6名中3名、高校は4名中3名、大学・専門校は3名中3名が合格したことになる。
合格速報はこちらへ。
Feb.11'10 < 春の声 >
入試対策は7日の日曜日に終えた。Sくんが県立高校の推薦入試を9日に受けるのが今期の最後となる。
Sくんは駆け込み組で、書く力はあるのだが考えが先走りがちのため、「事実と意見を分けること」「事実をもとに考えを述べること」を厳しく念押ししておく。
念押しといえば、中高一貫校を受ける諸君には、事前には新しいものを書こうとせず、今まで書いたものを清書するよう申し渡す。そうすれば、基本知識が整理できるとともに、書き方のパターンが確実に身につくからである。
2月に入って、都立中高一貫校の合格発表が始まった。一番手は夏ちゃんだ。立川国際中等教育学校に帰国子女枠で入った。続いて9日に良くんが一般受験で同校に入った。地元の学校に2人も受かったのだから、実に喜ばしい。
公立校の合格発表は中旬まで続く。
朗報が続く中に、次のようなメールがあった。道場の指導法について、道場が気づかないことが書かれているので、紹介しておきたい。成城学園高校に合格したMさんのお母さんからのものである。
……………………………………………………
この度は、娘の高校受験にあたり、先生に作文の書き方をご指導いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
先生のご指導なしには、娘の第一志望校合格はあり得ませんでした。作文道場は、小論文という暗闇で路頭に迷う娘に、暗闇を照らす光と一筋の道を与えて下さったところでした。
先生に教えていただいたことは、客観的にものごとを捉え、主張したいことはきちんと書きながらも攻撃的にならない、読み手にとって心地よい文章の書き方、表やグラフの正確かつ的確な読み取り方、そして、何より文章を書く心構え、いかに素直な文章を書くかということ、そして、その書き方でした。
先生にご指導いただいて娘の文章力は確実に上達しました。また、「作文を書くということはまず考えるということ」を娘に実感として理解させて下さった事、何よりも嬉しく存じます。このことは分かっているようでも、なかなか実践できないもので、とても大事なことです。
先生の学生時代の体験談なども織り交ぜながらお話し下さった「まず冷静に考える」ということ。もし娘がこれを身につけることが出来たとしたらそれは彼女の人生にとって宝物です。意義ある人生のために自己表現する。自己表現するために考える。考えるベースを築くために社会を知る、いろいろな仕組みや構造を知る、理論を学ぶ。必要だから勉強するのだという、本来の勉強の意味を娘に知って欲しいと常々思っておりました。
娘にとって、高校受験は彼女の人生で初めての試練でしたが、そこで、これから如何に勉強に向き合うかという進学塾などでは到底得ることの出来ない、何より大事なことをご指導いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
Jan.28'10 < 哀歓 >
1月23日、昼になってもMさんから連絡が入らない。「さては、グラフを読み損ねたか。あるいは、事例が見つからなかったか」。Mさんは成城学園を受けた。ホームページを見ると、受験者50余名中20名ほどが漏れている。
私立高校の推薦入試が前日の22日に行われた。当道場から受けたのは成城学園1名、日本女子大付属1名、早稲田実業2名である。発表はそれぞれ翌23日、同日郵送、それに、24日となっている。
1時半になって、Mさんから連絡が入った。「受かりました」。やきもきしていた分、「おそいっ!」と怒鳴るところであったが、「入試問題のメモをファクスで送ります」と言う。発表を見た後、家に帰って、前日作っておいたメモをきれいに書き直していたのだ。去年はSさんが合格して、問題の内容を知らせてくれていた。それをもとに、かなり正確な模擬問題を作ることができた。それが大いに役立ったからというわけで、せっせと作ってくれていたのだ。
翌24日早朝、Cさんからファクスで「日本女子大付属に合格」の報が入った。予想が出題形式のほうで当たったようだ。成城学園と同様、ここも入試問題は公表されていない。入試説明会で概容が示される程度である。意識調査のグラフをもとに考えを述べる形式のものが多いが、「天声人語」から出された年もあったので、模擬問題に一題入れておいた。それが当たったのだ。
同日、10時を過ぎてすぐHくんから電話が入る。第一声は「残念ながら、……」であった。一瞬、すべてが停止した。Hくんは絶対の本命であったからだ。「きみがなあ、……」としか言い様がなかった。
Hくんは早稲田実業のスポーツ推薦で、事前の資格相談をパスしていた。作文も、これも模擬問題を作って予想される範囲をしっかりカバーしておいた。試験が終わった後、電話があって「『いじめ』の問題が出た。しっかり書けた」ということであった。何がマイナスになったのか。「内申点がぎりぎりだったからか」ということぐらいしか考えられない。
午後になって、同じく早稲田実業をスポーツ推薦で受けたYくんのお母さんからメールが入る。「お陰さまで、……」ということで、試験のあとのYくんの意気揚々とした様子が書かれていた。道場では、過去問に「娘が学校行事で悩んでいる場合、親のあなたはどうするか」というふうな問題があって、それも練習しておいたので、「いじめ」にあっている子に対するアドバイスはスムーズに書けたということであった。
4人中3名合格とあれば、数の上では上々なのだろうが、いっしょに苦労してきた子が漏れたとあっては釈然としないものが残る。Hくんが「一般入試でがんばります」と力強く言ってくれたことが、今はせめてもの救いである。
公立高校の推薦入試も始まっており、来月には公立中高一貫校の入試も本格化する。哀歓は当分続くであろう。
「合格速報」はこちらへ。
Jan.8 '10 < 松の外 >
昨7日、午後5時に冬期講習を終えた。最後のメグちゃんが「さよなら」と言って帰ったとき、一息ついたのもつかの間、電話が鳴る。高校推薦入試の作文講座の受講についての問い合わせだ。駆け込みは暮れで終わったと思っていたが、まだ希望者がいるのだ。首都圏の私立高校の入試日は今月22日だから、あと2週間しかない。希望は1回の「お試し講座」だと言う。それでどのくらいの向上が望めるかは分からないが、希望を断るわけにはいかない。
一とおりの段取りを話して電話を切ると、睡魔に襲われ、テレビで蔵相交代のニュースを見ながらうとうとしているうちに深い眠りに落ちた。30分ほどで目が覚めて、メールのチェックをすると、なんと、今度は4回講座の希望である。日が迫っていることであるから、一とおりの返事を書く。段取りについての説明も入るから、けっこう時間がかかる。そのあと、今朝からファクスで入っていた作文の添削に取りかかる。3つを終えて返送すると、夜も更けていた。
おかげで、この日記が遅れた。
明けて8日、この日記を書こうとパソコンに向かったが、あまりの天気のよさに外に出る。松飾りを片付けないといけないなと思って、通りの家々を見ると、どの家からも門松や飾りがすっかり取り払われていた。慣習を守る姿勢にはあっ気に取られるほどに心を打たれると同時に、「松の内」が終わったことを実感させられる。
庭の入り口の両サイドに付けてあった松を取り外し、すぐ裏の神社に運ぶ。集積箱には松や注連飾りがあふれそうになっている。1週間もすれば、これらは「どんど」で焼かれるのだ。
空は抜けるように青く、雲一つない。啄木ふうに言えば、「何となく今年はいい事あるらしく、……」という気持ちにもなる。そういえば、異変とも言うべきことが起きている。このホームページへのアクセス数が異常に高いのだ。
例年、晦日から正月にかけてはアクセス数がぐんと下がる。普段は150前後あるのが50近くまで下がる。それが、今年は100を切ることもなく、3日からは250、300、330、350と増え続けているのだ。連続して300を超えることは夏休みのほかにはない。何がこの動きを引き起こしているのだろうか。
思い当たることといえば、公立中高一貫校についての著書を出している方が、ブログで紹介したいと言ってくれたことぐらいだ。あるお母さんは「作文ブームが起きているのではないかしら。本屋さんに行ったら、作文の本がいっぱい積んであったもの」と言う。
あるいは、冬休みも作文の宿題を出す学校が増えたのだろうか。そうであれば、多くの学校の冬休みは昨日の松の内までだから、今日からアクセス数は通常にもどるのだろう。

−2009年−
Dec.10<実りーその2> Nov.26<「俳句かるた」の特長>
Nov.5<実り> Sep.17<初穂>
Aug.13<リニア見学センター> Jul.16<プランター稲>
Jul. 5<10周年> Jun.11<田植え>
May 14<大作、「ちょっと自慢」> Apr.9<珍客>
Mar.19<北の春 西の春> Mar.5<がじゅまる>
Feb.19<あめさがし> Feb.<立春>(号外) Jan.29<忙中の閑>
Jan.1<年賀状>
Dec.10 '09 < 実りーその2 >
プランター稲の収穫を終え、と言いたいところだが、刈り取ってはみたものの(ハサミで)稲は軒下に吊るしたままで、まだ脱穀には至らない。忙しさは言い訳にならぬが、駆け込み受験組の世話に追われるかたわら、この実りとは別の実りがいくつかあった。
慶応大学初合格 − 道場を開いて15年、早稲田や上智のほか、MARCHと呼ばれる大学には合格者を出しているのだが、なぜか慶応大学には受験者さえ送り込んでこなかった。それが今秋、ようやく一人の希望者が現れた。MAさんが自己推薦入試で文学部を受けるという。
過去問3年分から始めたのだが、文章がめっぽう長い。たいていの大学はB4用紙で1枚分程度だが、A4用紙で8ページもある。下手をすると、文章を読んでいるうちに時間切れになりかねない。これに100〜300字で答える設問が2つと、英訳が2問付いている。このほかに、小論文も1つある。
読解力、判断力、構成力、表現力等々、いろいろな力が試される。週1回では足りず、週2回の猛特訓となって、何とか受験の出来る態勢に漕ぎつけたが、倍率を考えると「やってみなければ分からない」状況である。
それが、「合格しました」という電話での声となった。先月末のことである。いずれ「合格体験記」を載せることにしよう。こちらの「合格実績」へ。
先月末といえば、「俳句かるた」のうち、「動物俳句かるた」の発送が始まった。ようやく「実り」となって、長い間待っていただいた方々の手元に届けられることになった。感慨には一入(ひとしお)のものがある。
もう一つ。当サイトへのアクセス数が500,000を超えた。4日前の6日(日曜日)のことである。これも区切りとしての「実り」に数えてよかろうか。
Nov.26 '09 < 「俳句かるた」の特長 >
「動物俳句かるた」、「俳句いろはかるた」の復刊を企図して7年、このほど「動物俳句かるた」が出来上がり、2〜3日後に発送を開始する。
「5,000部に達したら印刷にかかる」という約束であったが、いつになるか目途がつかないため、取りあえず2,000部を作ることにした。少部数のため、価格が2,000円についてしまったが、申込み予約の皆さんは快く承諾してくださっている。
中には「もう子どもが大きくなってしまったので」と、キャンセルなさる方もおいでだが、その場合には、「俳句かるた」は単なる遊びの道具ではなく、次のような特長をもっていることを伝える。
○ 名句集・詞華集であること。
俳句史に名を残す俳人や作家の作品から成っている。
○ 読み札の裏に解説が付いていること。
中学生や高校生の俳句学習の一助になり、また、大人の鑑賞にも堪える。
選句や解説は当時(約30年前)の第一線の俳人諸氏による「俳句かるた編集委員会」の手によって行われた。ベテランの俳人によるものであるから、句も解説も洗練されている。
もう一つの特長は、これらの句は第一級の俳人・水原秋桜子、山口誓子、両氏の目を通っていることである。ちなみに、両氏は「俳句山脈の五峰」に続く高峰と評される。五峰とは、言うまでもなく、芭蕉、蕪村、一茶、子規、虚子であるが、その5人に肩を並べる高峰と言われるのである。
このような、第一線の俳人による名句集・詞華集であるから、「俳句かるた」は文化遺産であると言ってよいかもしれない。「俳句かるた」の発案者として選句・解説の作業に加わった道場主は、改めて身の引き締まる思いをしている。
「『俳句かるた』復刊」について、詳しくはこちらへ。
Nov.5 '09 < 実 り >
「初穂」以来50日、プランター稲は穂の数も30くらいになって、ようやく色が枯れてきた。黄金色とはいえないが、もう収穫してもよいのだろうか。「実が入っているの?」と聞く人がいるので、一粒をつまんで押してみると、手応えがある。確かに実が入っている。
ぼつぼつ刈り取ろう。おにぎり1個ぐらいはできるだろうか。
この写真には写ってないが、この左にモチの木、さらにその左の入り口近くにはビワの木がある。あったと言うべきか。種から育ったビワの木が20年余りの間に2階の屋根を超すほどになった。3年ほど前から実をつけ始め、今年は隣家の庭に葉っぱといっしょにさかんに実も落とすようになった。
伸びるだけ伸ばそうと思っていたのだが、こうなっては仕方がない。同じように伸びていたモチの木とともに、半分ほどの高さところから切ってしまった。今はもう、このページのヘッダー(最上部)にあるような風景はない。
「すっきりしましたね」という人もいるが、殺風景になってしまった感もあるので、通路の両側に花を植える試みをしている。いずれ牡丹(ボタン)、芍薬(シャクヤク)、石楠花(シャクナゲ)で埋め尽くそうかなど考えている。
実りの話からは少し逸れるが、寒さにやられて枯れかかっていたガジュマルを、夏の間は外に出して日に当て雨に打たせていたところ、見事に復活した。
11月に入って急に冷えてきたので、部屋の中に取り込んだ。(画面右の丸い石は多摩川でとれた自然石)。
復活といえば、「俳句かるた」のうち、「動物俳句かるた」の復刊の目途がついた。今月下旬には発送できそうである。
こちらへ
Sep.17 '09 < 初 穂 >
「プランター稲」には気を揉まされる。「田植え」をしてから3か月、青々と葉を繁らせているのだが、2か月ほど前から余り変化がない。水をかき出したときにきちんと「中干し」をしなかったのがいけないのだろうか、プランターの位置を変えたときに左右を逆にしたのがいけなかったのだろうか、それとも、やはり日照がたりないのだろうか、あれこれ考えるが、手の施しようがない。
2週間ほど前、ユキちゃんが「うちのはもう穂が出ているよ」と言った。ここの稲の兄弟である。さては、やはり……と焦った。マニュアルを持ってきてくれたタオくんのお母さんに申し訳ない気もした。
ユキちゃんのお母さんが迎えに来たとき、穂の様子を聞くと、「あれっ、出ていますよ、穂が」と指さすほうを見ると、なんと、茎の中から穂が1つのぞいている。
奇跡に思えた。これまで、金魚を飼っても、小鳥に卵を産ませても、花の種をまいても、うまくいった験しがないからだ。それゆえに、この穂はとても貴重なものに思われた。「初穂!」思わず、そんな言葉が心に浮かんだ。大事に、大事にしようと思った。
穂は左の1株のほうから出ている。右のほうには3株ほどの群れがあるのだが、このほうからはなかなか出て来ない。かたまりすぎて発育不足になっているのかな、など思っていると、1週間後に2つが出てきた。二穂、三穂と名付ける。
それからは日を追って、四穂、五穂・六穂、七穂・八穂と続いている。こうなれば、これは豊作だ。
実るまで、これから30〜40日かかるということだが、収穫が待たれる。
Aug.13 '09 < リニア見学センター >
道場は一昨10日から盆休みに入っている。19日までの予定である。ただし、通信の作文・小論文は受け付けており、3日以内には返送する。
休みの初日、コーちゃがリニア新幹線の実験センターを見学するというので、お供をした。
下記5月14日「大作」の項に記したように、コーちゃはレポートのテーマを「リニアモーターカー」に決め、資料を集めるかたわらプロットの作成を進めている。夏休みが大きな山場になるため、一度は実地に生きた資料にも接しておこうというわけなのだった。
実験センターは山梨県の都留市にある。実際に訪ねたのは実験センターの隣にある「リニア見学センター」である。ホームページによると、両センターとも実験線のすぐ脇にあり、うまくすると走行実験が見られるかもしれないとあった。行ってみなければ詳しいことは分かるまいが、少なくとも、より生の資料が手に入るだろうという程度の期待であった。
当日は9時に出発した。これは前々から予定していたことであったが、前日から台風9号が接近していて、大雨になるという予報でもあったので、出発が危ぶまれた。だが、起きてみると、道路が乾いている。予定通り出発した。中央自動車道を利用して、1時間余りで着いた。道々、「台風は真東にそれたのかもしれないね」などと話していたが、そのとおりだった。
見学センターに入ると、「リニア走行車両が出発しました。間もなく当センター前を通過します」という館内放送があった。急いでエレベーターで3階の展望室に昇ると、「来た!」という声がしたかと思うと、右から白地に青のラインの入った車両が音もなく通り過ぎて行った。まさに一瞬の出来事で、車両ははるか左手のトンネルの中に消えて行った。
「速い!」というのが実感で、予想していたことであったが、やはり速い。「音もなく」と書いたが、それは展望室の中にいたためで、外に出て聞くと、かなりの音がする。空気を切り裂く音なのだそうだ。しかし、現行の新幹線ほどではない。車輪がないから、その分、音が軽減されるのだ。走路の向こう側の山の上で見ていると、音はほとんど聞こえてこない。
実験線は全42.8キロが予定されており、現在はそのうちの18.4キロで走行実験が行われている。ほとんどがトンネルの中であるが、ここ実験センター前は1.8キロが「あけ」ている。走路の両側には稲田が広がっている。トンネルを出て稲田の中を走ってトンネルの中に消えるまでの時間は、オリンピックの100メートル走を見るのと同じくらいだろうか。一度計算してみなければならない。
展望室には「走行表示モニター」があって、出発から終着までのスピードが刻々表示される。この日の最高時速は、目にした限りでは504キロで、センター前を通過するときは時速400〜450キロぐらいであった。
走行実験は東京方面、甲府方面から交互に10分おきくらいに行われていた。当初は1時間に1回ぐらい走ってくれるのかなあと思っていたので、これは大満足であった。コーちゃは写真のほか、必要なデータもじゅうぶんに取れたようだ。
夕方までかかるかと思っていたが、こんな具合で1時半にセンターを後にし、大月で「猿橋」を見て帰った。

実験線を走るリニア新型車両
道場の庭では、またもやプランターにあふれそうなほど水がたまってしまったが、イネは倒れずに立ち、ガジュマルも大きく枝葉を伸ばしている。
Jul.16 '09 < プランター稲 >
もうすぐ夏休み。道場では20日から夏期講習を始める。特徴としては、次のようなことが挙げられる。
受講は任意である、1コマの定員は3人、個別に講習内容を決められる、出席の日時を選べる、……等々。
準備が整い、「出席日時希望調査票」も間もなく出揃う。
日記をもとに一学期を振り返ってみると、下記「田植え」(Jun.11)の稲は順調に、とは言えないまでも、大きく葉を伸ばしてきた。それを見て、咲弥ちゃんは「一度水を抜くといいみたいよ」と言う。彼女は先日自分たちの田んぼに行って田の草取りをしてきたということで、そのことを「田の草取り」という題で書いている。下の写真は、水をかき出した後のものである。
それで、草取りをしたかというと、実は、草は生えていないのだ。咲弥ちゃんたちは「抜く」のではなく「地中に深く押し込んだ」ということであるが、その必要もなさそうだ。その代わりに、ボーフラがわきかけたようだ。ユキちゃん(小5)のお母さんが「わっ、いる」と言ったので、一応フマキラーを噴射しておいた。テレビで「ボーフラ予防には10円玉がいい」と言っていたので、今は10円玉を10個ほどばらまいている。
プランターの右隅にまとめておいた苗は、ユキちゃんのお母さんがバケツ稲をしていて、それが枯れそうだからといって持っていってくれた。いい人の所へもらわれていって、咲弥ちゃんともどもホッとしている。
バケツ稲といえば、咲弥ちゃんのもってきたパンフレットには「ばけたん」とある。「バケツの田んぼ」ということらしい。そうであれば、プランター稲というのがあってもよさそうだ。成功すれば、市民権を得られるだろうか。
写真には、右の手前に「ガジュマル」も写っている。一時は枯死するかと思っていたのが(Mar.5「ガジュマル」)、こんなにも葉を繁らせている。今はガジュマルの季節なので、外に出したまま、存分に雨と陽を浴びさせている。
窓外の隣家の庭には、アジサイに代わって若竹が勢いよく伸びている。その辺りに目をやると、ハクビシン(Apr.9「珍客})のことが思い出されるが、彼はあれきり姿を見せない。近所の人に聞いても、見かけた人はいないようだ。あの日の4人しか見ていないとなると、少々ミステリーじみてくるが、確かに4人は目撃している。何より、写真がある。
関東地方では一昨14日に梅雨が明けた。夏の高校野球の予戦が全国各地で始まっている。西東京大会では早稲田実業が明17日に初戦を迎える。春に続いて(Mar.19「北の春・西の春」)、陽亮くんの活躍が期待される。
Jul.5 '09 < 10周年 >
このホームページは今日で「開設10周年」を迎えた。開通したのは明け方だった。
当時の返信メールは「交歓1」のページの最下段に残っている。こちらへ。その第2報に記されている、地球の自転・公転の速さを計算した小5モモちゃんも今は大学3年生になった。
アクセスカウンターは今朝の4時半現在、473,651を記録している。初年度は1万、2年目は2万、……、5年目は5万、というふうに増えていった。6年目以降は差し引き年6万くらいであるから、1日平均150という計算になる。
これほど多くの人が見てくださっているのは、大いなる励みなる。これからも書き方と作品・例文の紹介を主に、楽しいサイトづくりを心がけて、週に1回は更新することにしよう。
Jun.11 < 田植え >
先月末から今月初めにかけて、田植えの作文が続いた。例年にないことである。
小6の真くんは学校行事で栃木の那須へ、同じく小6の拓くんはバスツアーで埼玉の杉戸へ、小5の咲弥ちゃんは親類同士の旅行で千葉の八街へ、それぞれ体験に行ってきた。はだしで泥田に入るなど、いずれも特異な体験であったようだ。
作文については、折を見て「社会科作文」ででも紹介することにしよう。
それはともかく、話は半月余り前のこと、咲弥ちゃんが突然現れて、稲の苗を1つかみ置いていった。八街へ行った帰りか翌日のことだった。余りに突然だったので、思案に暮れた。だれかもらってくれないかと思ったが、手を挙げる子はだれもいない。仕方がないので、バケツに水を入れて浸けておいた。
翌日、かねて梅雨に備えて庭の通路に玉砂利を敷こうと考えていたので、ホームセンターへ行った。格好の白い玉砂利があったので、それを6袋買い求めた。その時、大きめのプランターが目に止まった。前日、「ビオトープでも作らないといけないかな」ともらすと、「バケツ稲にしたら……」という子がいたのを思い出した。「バケツで育てられるのなら……、やってみよう」と、そのプランターを買って帰ることにした。プランターの大きさは、大よそ65×35×25センチメートルである。黒土も2袋いっしょに買って帰った。
庭の空いた所にプランターを置いて黒土を入れ、水を3センチメートルほどの深さに張った。後は昔習った要領で5列3行に植えていった。苗は半分ほどが余ったので、右隅にまとめて挿しておいた。苗は丈の3分の1くらいが水面から出ている。途中で大雨が降って水があふれそうになったため、水をかき出したこともあった。肥料はガジュマルに与えているのと同じものをまいている。
ところで、1週間たっても2週間たっても、稲は伸びない。枯れてはいないから、まだ大丈夫なのだろうが、これは多分日照不足のせいなのだろう。何せ、晴れた日でも3〜4時間しか日が当たらないのだ。
どこかに、もっと日の当たる場所を探すとともに、「バケツ稲の育て方」の勉強もしよう。
May 14 < 大作、「ちょっと自慢」 >
ゴールデンウィークが過ぎると、たいていの中学・高校では中間試験が行われる。道場ではそれに合わせて、出席の曜日・時間を調整する。
その一方で、それにはお構いなく、独自の論文やレポートに取り組んでいる諸君もいる。いずれも、時間のかかる大作である。
高3のユリさんはAO入試に備えて、「私と放送」と「イギリスの童話」についての冊子を作成している。「放送」のほうは小学生の時にNHKで模擬放送をしたことから、各種のコンクールでの受賞の記録、、放送部員としての活動実績などをまとめている。これは春休み中にほぼ片づき、今は「童話」のほうの読書記録の整理に入っている。
高2のコーちゃは、2学期中に400字×20枚のレポートの提出を求められている。題は自由ということなので、興味をもっていることについて聞いたところ、「飛行機」、中でも「戦闘機」、それに、「ロケット」、「リニアモーターカー」等が挙がった。それぞれに構造をよく知っているが、「リニア」についてはまだよく分からないから、ということで、これに決めた。構造に加えて営業方面からの実現の可能性についても調べることにした。しっかりまとめれば、AO入試に使えよう。
高1のヒロくんは「馬とロバは同種の動物か」という問題に、ラバを介して取り組んでいる。これは宿題でも何でもなく、ふと疑問に思ったことを調べていったら、おもしろくなったからというのである。猪豚やライガーなども引き合いに、染色体のことなども調べている。どういう結論が出てくるのか楽しみである。それ如何によっては進路が見えてくるかもしれない。
お話変わって、道場の教室の壁には滝や花の写真が飾ってある。もともとはホームページのヘッダー、フッターのために取り歩いていたのだが、縦横の比率の関係でヘッダーやフッターには使えないものが多い。遠出をすると、珍しい写真も撮れる。そこで、せっかくだからというわけで貼りだしてあるのだが、カレンダーに貼っておくと、そういうカレンダーだと思っている人が少なくない。
中には、ホームページの写真について「楽しみにしている」と言うお母さんもいらっしゃる。そこで、壁の写真も載せようかということになった。
既に、「ちょっと自慢!」のページがあるので、ここへと思ったが、何枚も入れると、そのページが重くなって開きにくくなるかもしれない。
そこで、その2「滝と山」、その3「花と木」の2つのサイトを設けることにした。差し当たって「花と木」の半分(4枚)からどうぞ。こちらへ。
Apr.9 '09 < 珍客 >
「あっ! 何かいる」と、達也くん。「あれ何」と彩香ちゃん。二人とも、窓の外を見て言っている。朝の講習が始まってしばらくたったころであったから、9時半ごろであったか。窓は主宰の背後、南西側にある。外には隣家のアパートとの間にコンクリートの塀があり、二人はその辺りを見て言っているようだ。達也くんは小5、彩香ちゃんは小3である。
塀の高さは大人の背丈ほどで、その上は猫の通り道になっている。黒猫や黒白まだらの猫がよく通る。変種の猫でも現れたか。振り向くと、尻尾の長いのがいる。よく見かける猫より少し大きい。外来の猫かと思ったが、猫ではないかもしれない。急いでカメラを取り出して、ガラス戸越しにパチリと1枚。
「アライグマかなあ」という声が上がる。この頃は、飼っているペットが逃げ出したという話をよく聞く。だとすれば、名も知らぬいろいろな動物が考えられる。
こっちを向いてくれないかな、とにかく顔を写そうと右寄りにカメラを構えていると、ほどなく顔がこちらに向いた。
かわいい。安心できるほどのかわいさである。見とれる間もなく塀の上を引き返して行った。急いで外に出て、左隣の家を回りこんで追ってみたが、姿は見えなかった。
中1の日菜さんが「ハクビシンじゃないの」と言った。インターネットで調べてみると、そのとおりだった。中国から東南アジアにかけて生息しており、日本には早くから渡来していたようである。「白眉心」という漢字のあることも分かった。
それにしても、なぜこんな住宅地に現れたのか。
ハクビシンは奥多摩の山中に住んでいるという話は聞いたことがあるが、そこは何十キロも西の方であり、トトロの森のモデルと言われる狭山丘陵でさえ十キロも北のほうである。
もっとも、都心にも猿が現れるというご時世であるから、それがペットでないにしても、さほど不思議なことではないのかもしれない。ただ、面と向かってみると、非日常的なことであるから、不思議の感は否めない。珍しい客が現れたものである。
ハクビシンくんは30分余りして再び現れ、一段低くなった塀から右隣の庭の植え込みに下りた。
春期講習が終わろうとする4月4日(土)のことである。そのまま姿を見失ったが、塀の上を行ったり来たりしたところから察すると、この近辺にいそうである。ただ、あれから4日余りたつが、近所で姿を見たという話は聞かない。元来は夜行性だということであるから、人目のある昼間は隠れて眠っているのであろう。
願わくは、たびたび姿を見せてほしいものである。手懐けられるものなら、手懐けてみたい。
Mar.19 '09 < 北の春 西の春 >
今年の入試戦線は秋平くんの合格をもって幕を閉じた。県立横手高校合格!
秋平くんは、このホームページでは「社会科作文2」の「かまくら」や「ぼんでん」でおなじみである。秋平くんは身辺の出来事を作文にするかたわら、教科書の文章の要約を行ったり、3年生になってからは入試問題に取り組むなどしてきた。
横手高校は地域のエリート校で、県内では秋田高校と一、二を競う難関校である。それゆえに、合否については予断を許さない。待つほうの身には手に汗を握る思いであったが、見事にゴールインした。そのがんばりは水泳で鍛えられたからかもしれない。秋平くんには「冬の合宿」という作文もあり(「スポーツ作文」)、気の遠くなるような練習の様子がつづられている。
見事に「サクラサク」となったわけだが、実際の桜は横手ではまだ1か月ほど先のようだ。それに対して、東京での開花は明後21日という予報が出されている。
折しも、その日は「センバツ高校野球」の開幕日である。これにも朗報がある。陽亮くんが早稲田実業の一員として出場するのだ。
早実が登場するころ、甲子園の周りでも桜が咲き誇ることだろう。陽亮くんにはヒットを1本でも打って、サクラを咲かせてほしいと願っている。
付記: (Apr.21)
陽亮くんは1年生(新2年生)なので、新聞のメンバー紹介にあったように、ベンチスタートかと思っていたのだが、フタを開けてみれば先発だった。
2回戦では左中間2塁打を放つなど大活躍で、やがてはスラッガーとしてクリーンアップを担うと期待される。
先日、4月の10日、陽亮くんがひょっこり現れて、出場記念のフラッグと「甲子園まんじゅう」をもってきてくれた。
入場行進から準々決勝で惜敗するまでのビデオを撮ってあったので、それやこれやひとしきり球談義に花が咲いた。
1時間ほどたったころ、怜くんが現れた。「甲子園まんじゅう」を目ざとく見つけて、「一つほしい」と言った。あげるのにやぶさかではないが、そうなると、みんなに配らなければならない。全20個のうち、翌土曜日には、残るは1個となって、相伴に与れない生徒もいた。道場主は、もちろん、その前に1個いただいた。おいしい。格別の味がした。
Mar.5 '09 < がじゅまる >
アニメの忍者のような名前だが、亜熱帯産の観葉植物の名である。植物であるから、名はカタカナで書くのがよいのだろうが、ひらがな書きに愛着がある。店頭で見たとき、鉢植えにひらがなの名札が付いていて、それがユニークな姿にふさわしいと思われ、それも気に入って買ってきたのだ。
買ってきたのは去年の夏であったか。アジサイが終わって庭に花っ気がなくなり、とりわけ教室への入り口付近が殺風景に感じられた。そこで、近所の花卉栽培店に行ったのだが、適当なものがない。たまたまホームセンターに寄ったときに目についたのがこの鉢植えであった。(写真@)
店のおばさんは「水をたっぷりやっていれば、あとは手がかからないよ」と言う。その一言に心を動かされた。素人には手間暇のかかるものは難儀なのである。鉢の赤いのが彩りになるか、そんなことも理由の一つであった。
持ち帰って、ベランダの物入れの上に載せた。
教室には他に観葉の70センチ丈の竹も置いてあるから、1〜2週間ごとの水やりのついでに、がじゅまるにも浴びせておいた。
ところが、初冬の晴天続きのころに、水やりをすっかり忘れていた。気がつけば、葉が黒ずんでいる。(写真A) しまった! 怠慢に気持ちをさいなまれ、あわてて室内に取りこんだ。
葉は、触れば落ちるほどであったから、「手遅れか」と思ったが、水やりを続けた。「まんじりともせず」、祈るような気持でもあった。
1週間ほど前であったか。枝の付け根の辺りに小さな黄緑色のものが見える。芽のようだ。(写真B)
「生きていたのだ」。安堵のため息が漏れた。春だ! 心が弾んだ。
この記事を書くに当たって「ガジュマル」について調べていると、なんと、この木は「幸せを呼ぶ木」「精霊の住む樹」「幸福をもたらす精霊の宿っている木」だということである。そうと分かれば、なおさらおろそかにはできない。
道場には生徒をはじめ、かわいい子供たちもいっぱい来ることでもある。みんなの幸せを願って、晴れた日には外に出して日向ぼっこをさせ、水もたっぷりかけてやろう。
Feb.19 '09 < あめさがし >
おもしろい作文が現れた。O・ヘンリーばりの短編で、もしかすると、星新一のショートショートに匹敵するかもしれない。
先週の金曜日のこと、怜くんが「あめさがし」という作文を持ってやってきた。探し回ったことについて、ひとしきり話がはずんだ。話の中味は怜くんの作文に譲ることにしよう。
ここに「あめ」というのは、「大玉ランド」というヤマザキナビスコ社製のあめのことである。ビー玉を2回りほど大きくした玉で、オレンジ、メロン、グレープ、バナナ、それに、ミルクとコーラの6種類あり、フルーツの玉はまさにそのとおりの味がする。アメリカ製のキャンディーにしては珍しく上々の味である。
道場では生徒の帰り際にそれを2個ずつ渡している。もちろん、希望の生徒に対してであるが、たいていの諸君は忘れずに箱から取り出していく。とにかく、おいしいのだそうだ。そして、「どこで売っているの?」と聞く。
道場の生徒は市内、近隣市はもとより、東は都内の中野区から、西は青梅市・あきる野市から来ているのだが、不思議なことに、どの生徒も近所では大玉ランドを見たことがないという。
そうなると、このあめ玉は希少価値をもっていることになるから、おいそれと場所を教えるわけにはいかない。「近所で売っているよ」ともらしたことがあるが、それも悔やまれる。
黙っているうえに、けっこう味がいいから、出所は謎めいて神秘性さえ帯びてくる。中にはデパートの高級品売場から取り寄せていると推測している子もいるようだ。
5〜6年前、あめ玉が切れた時、5年生の男の子に根負けして店に連れていったことがある。怜くんはそれ以来の熱心さであった。インターネットで調べると言ったので、あめ玉の入っていた袋を渡しておいた。ところが、社名の入った袋もインターネットも役に立たないと分かって、自ら探索に乗り出したのだ。こちらへ。
Feb.1 '09 < 立春 > (号外)
暦の上の立春にはまだ3日ほどあるが、道場には一足、二足早く春が訪れている。
今日は午後の3時ごろであったか、かすれ声で電話が入った。「受かりました」と聞き取れる。そうであれば、これは大阪の小晴さんだ。大阪市立の「咲くやこの花中」というユニークな名前の学校を受けている。大阪府では唯一の公立中高一貫校で、2年目になる。
10.4倍という高倍率であったから、結果を聞くまでは安心できない。お母さんによれば、風邪で熱も高いから代わりに見てきてあげると言ったが、どうしても自分で見て来たいと言って出かけたのだという。予測がつかなかっただけに、この知らせには安堵感もひとしおであった。
続いて夕方には亜矢子さんのお母さんから、明星学園中学校(東京)に無事合格しましたと電話が入る。この学校は「つづりかた」で知られる。お兄ちゃんの啓介くんが行っていて、とても充実した毎日を過ごしているので、迷いなくここに決めたということだった。(啓介くんは「理科作文」に登場している)。
亜矢子さんは「乗馬」に凝っていて、直前まで週に1度は馬の催しに出かけていたが、過去問の出来がよかったので、こちらのほうは風邪でも引かない限りはだいじょうぶと、安心していられた。
今日で中学入試のほうは一段落したわけだが、その4日前の先月28日には茨城の純平くんから県立並木中等学校に、また、18日には仙台のYくんから市立仙台青陵中等教育学校に、福岡の史乃さんから県立育徳館中学校に合格したと、それぞれ朗報がもたらされた。
史乃さんからの知らせにはこんなメールが添えられていた。
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作文道場 先生へ
先生のおかげで、合格できました。
これからも、先生のアドバイスを思い出して、油断せずに一生懸命がんばります。また、先生の力を借りることがあると思いますので、そのときはよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
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福岡県豊前市 戸成 史乃(となり ふみの) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ |
Jan.29 '09 < 忙中の閑 >
公立中高一貫校の入試は、全国的には1月10日から25日ごろにかけて行われ、また、私立高校の推薦入試は、東京都では22日に行われた。これが終わると、ふわふわと盛り上がっていたファクスの山はぐんと低くなる。このため、午後4時半から9時半ごろまでの、通学生を相手の時間を除いてはかなりの余裕が生まれる。
お陰で、ホームページの改訂増補がかなり進んだ。最もはかどったのは「公立中高一貫校の作文」のページである。プログラム例、その他を整備することができた。こちらへ。ただ、難題も残している。それは、「答案例」である。単なる課題だけの場合は問題を掲載しやすいのだが、長文や統計資料がある場合、どう処置すれば見やすいものになるかである。思案中。
いわば忙中の閑の間に、懸案の著書の紹介をすることもできた。題して『千曲川のうた』。昭和20年代、30年代の、物の乏しかった時代の少年期の生活がつづられている。同時代を過ごした者にとっては涙が出るほどの郷愁の書である。こちらへ。
なお、合格状況について、高校推薦入試の結果は「通学案内」へ、公立中高一貫校の経過は同上ページへ。

道場の生徒諸君にこんなお年賀を出しています。このサイトを訪れてくださる方々にも感謝をこめてご挨拶申し上げます。
なお、今日が木曜日なので、今年は木曜日に更新を行います(原則として)。更新情報はトップページでご案内します。