6.ひとみちゃん作文ワールドU |
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小学生の国語と作文
ひとみちゃんは小学4年生。福岡に住んでいて、あちこちいろんな所へ、時々は外国にも連れていってもらっている。
はじめの題は「れきしがいっぱい大宰府」だった。
| はじめの作文 | 添削例 |
| 大宰府天満宮の近くにある九州国立博物館にママと行きました。東京、京都、奈良についで国内で4番目にできた国立博物館です。 電車で福岡天神から40分です。12の駅があります。電車に乗っているときに雨がふってきました。ついてからふらないか心配でした。そして、ついたら雨がとてもすごくふっていました。 おかの上の木におうわれているところにたっている博物館は下から見えません。長いエスカレーターを上っていって、にじ色にかがやくトンネルを通ってやっと博物館が見えてきます。ついたとき「わー」というほど大きなドームみたいなのがありました。 博物館に入ると、またまた長いエスカレーターを上らないと物が見られません。 そのときやっていたのは「南の貝のものがたり」と「海の道アジアの道」でした。 まず「南の貝のものがたり」を見学しました。昔の人の貝のネックレスなどのかざり物や、しゃこ貝を半分に割ったような貝さじなどがてんじされていました。昔の人は貝のかざりをいっぱいみにつけていたからおしゃれです。 次に「海の道アジアの道」を見ました。まが玉やはにわ、ぶつぞう、刀などは、ほとんど船ではこばれてきました。まが玉はいろいろな色があります。おまもりといわれているので、帰りに石でできたまが玉の「イエロージュート、赤めのう」を買いました。 次にアジア文化たいけんコースで遊びました。その中で沖縄のさんしんがおもしろかったです。3本のげんでいろんな音がでるのですごいです。 太宰府天満宮はとびうめでゆうめいです。だから食べたアイスはうめ味でした。帰りのとちゅうでうめがえもちを買って帰りました。 まが玉を見れたのが楽しかったです。 |
※ いつ行ったのかな。 ← これは東京、奈良…… ← 大宰府は福岡天神から電車で…… ← 雨がすごくふって ← おおわれて ← 下からは ◎ 建物の現れる様子がとてもドラマチックだ。書き方がじょうず。 ※「博物館に入ると、」の文を前の段落へ。 ← その日の展示は「南の貝の…… ← まず、「南の…… ※「はにわ」(埴輪)も中国や朝鮮から渡って来たのかな。調べておいてね。 ※「次に」は前の段落にあるので、ここではそれをとって「アジア文化たんけんコースというのもあって、そこで遊び……」とする。 ← さんしんという楽器が…… ← 飛び梅で有名 ← まが玉を見られた…… |
ひとみちゃんは注意書きを参考にして、いっしょうけんめいに書き直した。漢字もかなり調べたようだ。
「大宰府天満宮」や「飛び梅」の伝説についてはこちらへ。
| 書き直した作文 | |
| お盆休みにママと大宰府天満宮の近くにある九州国立博物館に行きました。これは東京、京都、奈良についで国内で4番目にできた国立博物館です。 大宰府は福岡天神から電車で約40分です。12の駅があります。電車に乗っているときに雨がふってきました。着いてからふらないか心配でした。そして、ついたら雨がすごくふっていました。 丘の上の木におおわれているところに建っている博物館は下からは見えません。長いエスカレーターを上っていって、にじ色にかがやくトンネルを通って、やっと博物館が見えてきます。ついたとき「わぁー」というほど大きなドームみたいなのがありました。博物館に入ると、またまた長いエスカレーターを上らないと物が見られません。 その時の展示は「南の貝のものがたり」と「海の道アジアの道」でした。 まず、「南の貝のものがたり」を見学しました。昔の人が作った貝のネックレスなどのかざり物や、しゃこ貝を半分に割ったような貝さじなどが展示されていました。昔の人は貝のかざりをいっぱい身につけていました。だから、とてもおしゃれだと思いました。 次に、「海の道アジアの道」を見学しました。外国から来た食器や王様が座っていたいすや仏像、刀などは、ほとんど船で運ばれてきました。その中で特に気に入ったのはまが玉でした。まが玉はいろいろな色のものがあり、形は9の字ににています。おまもりといわれています。 「アジア文化たいけんコース」というのもあって、そこで遊びました。その中で沖縄の三しんという楽器がおもしろかったです。3本のげんでいろんな音がでるので、すごいと思いました。 太宰府天満宮は飛び梅で有名です。だから、店で食べたアイスは梅味でした。帰りに梅がえもちと石でできたまが玉の「イエロージュート、赤めのう」を買いました。 まが玉を初めて見て、とてもうれしかったです。新しい展示が始まったら、また見に行きたいです。 |
「九州国立博物館」についてはこちらへ。
'06年9月の台風のことである。最初の題は「強風が吹いた福岡」だった。
| はじめの作文 | 添削例 |
| 9月17日に台風13号が福岡にちょくげきしました。朝からベランダの物(うえきばち、鳥など)を入れました。花を入れるのを手伝いました。花やうえきばちは約20個ありました。重たいの、軽いのがあって大変でした。その時はおばあちゃんが千葉へ行っていたので、部屋につめこみました。朝は、風がぜんぜん吹いていませんでした。 昼も朝とほとんどいっしょでした。でも、3時くらいになったら、「ゴーゴー」と風が吹き始めました。東風がすごかったです。7時くらいになると、風向きが変わって南東の風に変わって、雨もうちつけてきました。私の家は12階だから、特に風がひどかったです。 空気こうから雨水が出てきて、急いでタオルでふきました。さっしの下から雨水が「ぼこぼこ」あふれてきました。だから、タオルをしきつめました。15分おきにかえました。 この台風の速度は、バイクの走るはやさです。台風の目に入る前は、たてものが「ごー」となっていたので耳あてをしていました。目に入ったときに外を見ると、室外機がたおれていたのでびっくりしました。 次の日、外を見に行ったら木が2本たおれていました。どこかの家のあみ戸が吹きとばされていました。びっくりしました。 この台風は、私が生まれて始めての強い台風でした。 |
← 福岡を直撃しました。 ← ベランダのうえきばちや鳥などを中へ入れました。私は花を…… ← 重たいのもあって…… ← その日は……おばあちゃんの部屋に…… ※「朝は、」で改行して、「昼も」の文をつなぐ。 ← 風向きが変わって南東の風になり、 ← サッシ |
この台風では宮崎県の延岡市で竜巻が発生し、電車を転覆させるなどしたために、ニュースの目は主にこちらに向けられ、他の県のことはあまりよく分からなかったが、この作文を読むと、福岡でも相当強い風の吹いたことがよく分かる。
| 書き直した作文 | |
| 9月17日に台風13号が福岡を直げきしました。朝からベランダの植木ばちや鳥などを部屋の中に入れました。花を入れるのを手伝いました。花やうえきばちは約30個ありました。重たいのもあって大変でした。その日はおばあちゃんが千葉へ行っていたので、おばあちゃんの部屋にビニールシートをしいて、植木ばちなどを並べました。 朝は、風がぜんぜん吹いていませんでした。昼も朝とほとんどいっしょでしたが、3時くらいに「ゴーゴー」と風が吹き始めました。東風がすごかったです。7時くらいに風向きが急に変わり、まどに雨もうちつけてきました。私の家は海に近く、12階にあるので、特に雨風がひどかったです。 空気こうから雨水が出てきて、急いでタオルでふきました。サッシの下から雨水が「ぼこぼこ」あふれてきました。だから、タオルをしきつめました。15分おきにかえました。 この台風の速度は、バイクの走る速さです。台風の目に入る前は、建物が「ごーごー」となっていたので、私は耳あてをしていました。台風の目に入ったときに外を見ると、室外機がたおれていたのでびっくりしました。 次の日、外を見に行ったら木が2本たおれていました。どこかの家のあみ戸が吹きとばされていました。びっくりしました。 でも、福岡のひがいは少ないほうでした。この台風は、私が生まれて初めての強い台風でした。 |
作文については、風の強くなっていく様子が時間の経過とともに書かれているのがよい。風の強さが「ぼこぼこ」「ごーごー」と、擬音語を伴って書かれているのもよい。うまい。「耳あてをして」というのはユーモラスでさえある。
ひとみちゃんは、夏休みになると、アメリカ旅行に連れていってもらっている。
この作文のはじめの題は「氷河をいだくマウントレーニエ」であった。
| はじめの作文 | 添削例 |
| 今年の夏休みの終わりごろに、アメリカ西海岸に行きました。まずサンフランシスコへ行って、レンタカーで四つの国立公園を回ってシアトルに行きました。その中で一番好きだったのがマウントレーニエでした。 シアトルから約3時間で、標高4390メートルで、アメリカでは3番目に高い山です。天気がよくて雲一つない日だとシアトルからマウントレーニエが見えます。でも残念ながら私が行ったときには見えませんでした。 行く前の日ははやく本物のマウントレーニエが見たくてたまりませんでした。 そして次の日朝はやく出発しました。マウントレーニエは氷河をいだく真っ白な山です。とてもきれいな山でした。 雪けいあちらこちらにあってさわりにおりて行きました。とても冷たくてかたかったです。赤土で赤土の色になったのもありました。下をとけた水が流れていました。 氷河を見に行きました。近くに見えたけど行っても行ってもたどりつけません。周りにはたくさん高山植物があって、きれいでした。と中で雪どけ水で顔を洗いました。さっぱりしました。でもがんばって歩いたけれどとうとうたどりつけませんでした。そしてあきらめて引き返したら、めずらしいキムネマーモットとてんの仲間と雷鳥にあいました。私はマーモットとてんの仲間を見つけました。うれしかったです。 また行きたいと思いました。 |
※ だれと行ったのかな。 ※ 4つの国立公園の名前を書いておこう。 ※「シアトルから約3時間で」を後ろにまわして、 ← この山は標高…… ← シアトルから見えるそうです。 ← 見えなかったけれど、シアトルから約3時間で行けるということなので、早く本物の…… ※見えてきた山の様子をドラマチックに書いてみよう。 ← ……出発しました。近づいていくと、真っ白な山が見えてきました。とてもきれいな山で、その中には氷河もいだかれていました。 ← さっぱりしたので、ふたたびがんばって歩いたけれど、…… ← ……テンの仲間に会えたので、…… ※ おしまいを「帰るときに振り返ると、大きな白い山が青空に高々とそびえていました」というふうにして、山の大きさ、高さ、きれいさを表してみよう。 |
一番気に入ったところを取り上げて、そこに焦点を合わせているのがよい。山の様子についても、印象がとてもよく書かれている。欲をいえば、山全体の姿を描いてほしいところである。
| 書き直した作文 | |
| 今年の夏休みの終わりごろに、家族でアメリカ西海岸に行きました。まずサンフランシスコへ行って、パパがうんてんするレンタカーでラッセン火山、レッドウッド、クレーターレイク、マウントレーニエの四つの国立公園を回って、最後にシアトルに行きました。その中で一番好きだったのはマウントレーニエです。 この山は標高4390メートルで、アメリカでは3番目に高い山です。天気がよくて雲一つない日だと、シアトルから見えるそうです。でも、残念ながら、私が行ったときには見えませんでした。シアトルから約3時間で行けるので、早く本物のマウントレーニエが見たくてたまりませんでした。 次の日朝早く出発しました。車で近づいていくと、真っ白な山が見えてきました。ところどころに大きな氷河があって、とてもきれいです。 雪けいあちらこちらにあってさわりに下りて行きました。とても冷たくてかたかったです。赤土の色になったのもありました。氷の下をとけた水が流れていました。 氷河を見に歩いて行きました。近くに見えたけど、行っても行ってもたどりつけません。周りにはたくさん高山植物があって、きれいでした。と中、雪どけ水で顔を洗いました。さっぱりしたので、ふたたびがんばって歩いたけれど、氷河のあるところにはとうとうたどりつけませんでした。あきらめて引き返したら、めずらしいキムネマーモットとテンの仲間と雷鳥にあいました。氷河にさわれなかったのは残念でしたが、私がマーモットとてんの仲間を見つけたので、うれしかったです。 帰るころになると、雲がどんどんわいてきて、みるみるうちに山をかくしてしまいました。私は真っ白できれいな山をもう一度見たいと思いました。。 |
← レンタカーをかり、パパの運転で、 |
雄大な白の世界に花も鳥も出てきて、とてもすてきな作文になった。
ひとみちゃんは、4つの国立公園の中で2番目に気に入った公園についても書くことになっている。